07年 6時間耐久レース最終報告 | エフ・プランニング スケールスポーツ

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07年 6時間耐久レース最終報告

この度も弊社イベントにたくさんのエントリーを頂きまして誠にありがとうございました。07 Scale Sports 6時間耐久レースは本年度を締めくくるスケールスポーツ最大のイベントでございます。弊社スタッフも全力で望む所存でございます。どうぞエントラント様におかれましては12月2日を大いに楽しんで頂きたいと願っております。それでは、ルール等含めまして、最終のお知らせをさせて頂きます。

先日、千葉県ケィチューンサーキットへ最終テストに行って参りました。R/Cサーキットは以外な程、路面変化が多く刻々と変わってしまうからです。気温の低下、イベントの開催頻度等を確認して参りました。

開催日は2007年12月2日(日曜日)です。小雨決行致しますので、スケールスポーツとご自身の雨天対策はご準備願います。開催地は千葉県ケィチューンサーキットです。今回のコース設定は左側インフィールドを抜かした左回りで行います。集合時間(エントリー受付)は7時00分です。その前からお越し頂いても構いませんが、コース内への立ち入りは禁止(サーキットフェンス内)致します。7時の受付順によりピットテーブル位置の選択をして頂きます。1テーブル2チームとします。全てのピット作業は各自のテーブルにて行って頂きます。対象車種はスケールスポーツ.520Z/524Rです。R700/SS7は出場出来ません。タイムスケジュールに関しては後ほどご報告致します。

競技の内容は連続の6時間耐久レース、ドライバーは1チーム2名で行います。ピット要員に関しましては無制限と致します。スケールスポーツ520Z/524Rは複数台可能です。但し、登録と車検は受けて頂きます。トランスポンダーは1チーム1ヶ(事前登録)とします。各チームに割り当てる周波数は1波(事前登録)です。登録以外のバンド使用はペナルティーの対象です。6時間の間使用出来るボデイーは1台です。既に皆様のお手元に届いていると思います。このボデイーをコンクールドエレガンス賞の対象とさせて頂きます。レースクラッシュでの破損等に備えて、補修剤/テープ(透明に限る)をご用意下さい。スケール感を損なわない様に補修/修理して下さい。目に余る様な補修/修理は警告する場合が有ります。(ピットインして頂き再補修/修理をして頂きます。)他のボデイーを使用した場合は競技失格と致します。競技終了後、上位3チームは車検を致しますので、大会本部まで、エントリーさせたスケールスポーツ車全てをお持ち下さい。

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皆様が、最も興味があるタイヤについてご説明致します。外観は、写真の通り通常市販品とは異なりますので、すぐに見分けがつきます。それでも、レース中はバタバタとしますので、指定タイヤ以外はピットテーブルや回りに持ち込まない方が、よろしいと思います。指定タイヤ以外の使用は競技失格と致します。今回の使用タイヤ(コンパウンド)は弊社指定に改めます。お配りするタイヤはフロント用としてYELLOWタイヤ(通称Y)タイヤを3本、リヤ用としてPINKタイヤ(通称P)タイヤを2本で合計5本とします。


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次に、給油を含むピット作業についての注意点をご説明致します。車両に給油は大変危険を伴いますので十分な注意が必要です。今レースに支給する混合用燃料タンクのみ給油が可能です。携行缶や他の容器でスケールスポーツへの給油は禁止致します。混合用燃料タンク以外での給油は失格と致します。2ストローク/4ストロークの混合で出場されるチームに於いても混合用燃料タンクの支給は1本です。


ルーティーンにてピットインしてスケールスポーツ車両を交換される場合は、給油+タイヤ交換+トランスポンダー載せ替え+ボデイー載せ替え+満充電の受信機用電池等の作業が必要となりますので、あわてず、確実にピット作業をして下さい。

次に、競技運営中のお知らせです。レーススタート後は、いかなる場合においてもドライバー/ピット要員/観客含めてコース内の立ち入りを禁止致します。スケールスポーツは他のR/Cとは違い、大型で速度も速く危険な場面が有りますので、弊社のイベントではコースマーシャルを配備して、皆様の安全を確保して望みたいと思います。今イベントもスケールスポーツ車両回収は全てスケールスポーツローダー車が致します。単独クラッシュ/競争時に於けるスピン等スケールスポーツが自走できない場合は全てコースマーシャルによりエンジンの停止/スケールスポーツローダー車による回収としますので、ドライバー又はピット要員はスケールスポーツローダー車の指定スイッチを入れて頂き、エンジンを自ら始動して回収をお待ち下さい。回収後はスケールスポーツローダー車のスイッチを必ず切って下さい。

数台のバトル中に起きた事故による回収順番はコースマーシャルに全権を渡す物とします。スケールスポーツローダー車に搭載可能なスケールスポーツ車両は1台です。回収されたスケールスポーツ車両はエンジンが停止しておりますので、ピットテーブルへ一旦戻り点検後エンジンを始動して頂き、ピットロードよりコースへお戻り下さい。ピットロード周辺でのエンジン始動/点検/整備/給油/etcはペナルティーの対象とします。尚、スケールスポーツローダー車への追突はペナルティーの対象とします。スケールスポーツローダー車走行中はイエローフラッグと同等の扱いにし、全車追い越し禁止と致します。

昨今、スケールスポーツのキルスイッチの位置/パーツを交換されている車両が多く見受けられます。先日のレースにおいてもノーコントロールでエンジンをストップさせなくてはならない場面が有りましたが、キルスイッチの所在が分からず、スタッフが怪我をする場面が発生しております。どうか今レースでは、キルスイッチの位置を純正位置に戻して頂きたくお願い申し上げます。

今競技でのペナルティー詳細は下記の通りです。

  • 登録以外のバンド使用****50周の減周(ノーコン等はスタッフまでお申し出下さい。)
  • 登録以外のトランスポンダーの使用****周回カウント出来ません
  • 指定タイヤ以外の使用****失格
  • 指定外のボデイー使用****失格
  • 指定混合用燃料タンク以外での給油****失格
  • 指定ピットテーブル以外での給油/整備/始動****50周減周
  • スケールスポーツローダー車への接触/追突等****50周減周
  • 飲酒操縦****失格
  • コース内への立ち入り****100周減周
  • 指定区域外での喫煙行為****100周減周
  • その他スケールスポーツオーナー様に相応しくない行為/発言等****審議

スケジュール

ゲートオープン&受付開始 7:30
車検&トランポ確認 7:10~8:00
ドライバースミーティング&コンクールド審査 8:10より (参加厳守)
練習走行 9:00~9:30
決勝スタート 10:00
ゴール 16:00
表彰式&バンケット 16:30
ゲートクローズ 18:00

タイムスケジュールはコース状況により変更する場合があります。

●競技終了後、ご使用済みのタイヤは回収させて頂きますのでご協力の程、宜しくお願いします。

それでは2007年最後を飾るスケールスポーツ最大のイベント6時間耐久レースを皆様楽しみにしていて下さいね\(^O^)/もちろん、ハワイ組のスコット君も来日/参戦が決定致しました。今回のハワイ土産は何?スコット君と是非楽しい1日を過ごして下さいませ\(^O^)/

スポンサーと協賛に関して

弊社では、今耐久に強靱なスポンサーを捜して参りましたが、残念ながら今競技にはご協力頂けるスポンサーは出て参りませんでした。しかしながら前回スポンサーをして頂いた”納豆のかじのや”社長様より 美味しい納豆のご協賛はいただきましので、当日の朝食には皆様に味わって頂けると思います。さらに、スケールスポーツ専用オイルとして発売させて頂いておりますTOTALとelfオイル代理店のKSM様より当日参加された選手の中より1名様にTOTALの実車用オイル1台分をプレゼントして頂くことになりました。そして表彰式後のバンケットには あの有名なチョコレートケーキ屋さんがバンケット用としてご協力いただける予定\(^O^)/ですのでエントラントの皆様は楽しみにしていて下さいね。ではケィチューンで皆様にお逢いできる事を楽しみにしてレポートを終わります。

耐久マイスターがそっと教える戦略

スケールスポーツオーナーの皆様こんにちは、2007年度最後のイベント”スケールスポーツ6時間耐久レース”の技をマイスターSがそっとお教え致しますので、よくご理解いただき優勝めざして激走して下さい。

まずは、”6時間走らせる”と言うことを再度ご理解願います。通常でも1回の走行時間が長いスケールスポーツですが、6時間なので再確認しましょう。

最終走行テストの結果では、(524R使用)満タンで1時間の走行時間を確認しております。ラップタイムは平均25秒台です。レースラップを5秒遅くして30秒に設定すると1時間で120周する事になります。1時間後のルーティーのピットインを5分に設定して5回分を計算すると合計で670周もする事になります。今回使用するコースレイアウトは1周250Mなので165KMも走破することとなります。

高速道路で言うと東京料金所から静岡ICまでですよ!ここで私が何を言いたいかもうご理解して頂いたと思いますが、まずは安全に走らせることです。特に始まりの1時間そしてドライバー交換後の1時間、この2時間でかなりの確立で順位が決定する恐れが有ります。もちろんドライバー交代を30分で行って頂いても結構ですが、今回のルールからすればガス欠瞬前交代が最高だと思います。しかしながらガス欠停止は相当被害が有りますので、ご自身のスケールスポーツがどの位走行できるのかは知っておきたいところですね、もちろん”ストップウォッチ”で走行時間の計測は必要です!

次に大事なタイヤ情報です。タイヤ摩耗の激しい順番は1.右前輪タイヤ2.右後輪タイヤ3.左前輪タイヤ4.左後輪タイヤを確認しております。どれぐらいのペースで摩耗するかというと1時間走行させておよそ1.右前輪タイヤは1mm減2.右後輪タイヤは1mm減3.左前輪タイヤ0.5mm減4.左後輪タイヤ0.2mm減となりました、負荷の多い外周路での摩耗が激しいです。今回フロントに装着するYタイヤは3本の支給となりますので、ピットイン後は必ずタイヤ径を測定し、3本あるYタイヤの一番径の大きい物を右前に入れていく必要が有りますので、タイヤに直接書き込む”白マジック”などは必需品なのではないでしょうか?残り2本のリヤPタイヤに関しましてはピットインごとに左右の入れ替えをして頂き減り具合を合わせることが必要です。ここでタイヤに関して絶対に犯してはならない事があります、それはYタイヤとPタイヤのまぜこぜ使用です。著しく操縦が不安定になりますので注意が必要です。

次に、給油に関しての心得です。特に注意して頂きたいチームは520Zと524Rをご使用になるチームです。ガソリンのみと混合燃料を1本の給油タンクで行いますので、ガソリンのみか?オイル入りの混合か?は十分に注意が必要です。520Zの方は予め燃料は作っておいた方が良いと思います。

次にバッテリーに関してお話しします。今回の耐久用にエフ.プランニングより2400mAのニッカド式の受信機バッテリーを用意しました、このバッテリーは日本サンヨー製で少々価格が高いですが安心してご使用頂けると思います。特に今回の物は通称”マッチド”と呼ばれる高性能のバッテリーで最後まで性能維持を続けます。持ち時間は充電の仕方にもよりますが1時間30分は確実に維持しますので給油までの1時間は安心して頂けます。ニッカドなので予め2本を充電なされて当日持ち込んで頂き、1時間走行後は充電をして頂き次のヒートに備える事がよろしいと思います。送信機のバッテリーは電池式とニッカド式で様相は違いますが電池式のオーナー様に関しては2時間での交換をされた方が良いと思います。とかく忘れがちな送信機の電池には十分配慮が必要です。

今回は、どの様な場合に於いても自走できない場合はスケールスポーツローダー車による回収が決められております。万が一接戦のすえフェンスなどに愛車がスタックした場合回収作業に早くても2分から、そしてチームピットテーブルへ移動してのエンジンスタートしてコースインまで3分から5分の時間を失います。特に走行中のエンジン停止はエンジンオーバーヒートにつながりエンジンの再始動が困難に陥る危険性もあります。仮に5分失うと10周の減周につながりますので、くれぐれもスケールスポーツローダー車のお世話に成らない様安全に走行させて下さい。

最後にとても重要な話があります、それはタイヤです。またタイヤかと思われますが聞いて下さい。スケールスポーツの専用タイヤはご承知の通り新品は真ん中がふくらんだ状態で販売されておりますが摩耗につれその部分は平らな状態に変化していきます。他のレースに参加されている方は体感されていることと思いますが、摩耗したタイヤは新品に比べると操縦性能が低下する恐れが有ります。その現象は最後の1時間にやって来ることになります。ですから最後の1時間を操縦されるドライバーはかなりの注意が必要です。ちょっとしたことでもスケールスポーツ車が挙動を乱すことが有りますので、大逆転は十分発生します、ですから各チームはあきらめず淡々と周回を重ねることに専念しましょう!

チーム戦です、組んだ相手の方への配慮もして、安全に走行させて下さい。それでは、2007年最後のチャンピオン目指して”エイ・エイ・オー”頑張るぞー!


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