
ご挨拶
2005年はScale sports500Series520Zを新規発売させて頂きました。また多くの方より温いご支援をいただきまして誠にありがとうございました。更に2005年末にScale
sports500Seriesの4サイクル搭載車524Rの発売もスタートさせていただきました。今後とも開発の手は緩めず、益々Scale
sportsの充実に力を注いで参りたいと思いますので、今後とも弊社製品ご愛顧の程、宜しくお願い申し上げます。
524R開発に求めた事
- 520Zよりもっと気軽にScale sports=4サイクルガソリンエンジン採用
オイル混合の手間も無くなり“気軽”をさらにご提供します。
- 騒音問題=メーカー純正+サブマフラー+排気方向
520Zも静かですが、4サイクルの524Rは桁違いに静かです・・・
- 価値=世界初の4サイクル大型R/Cカー(Scale
sports)
OHV,ドライサンプの響きはたまりません!
- 多くの方々に、競争する楽しみを味わって頂きたい。
勿論4サイクルでも速いですょ。ヨーイ ドンは最高です。
- お掃除要らず?
混合燃料でないので車体の汚れがすごーく少ないです。
F-planningの第二段階はこれで決まりです。
サイズ等は、520Zと共通ですのでここでは細かいご説明は割愛させて頂きますが、念願の4サイクル搭載までのよもやま話を少しだけ・・・
所有していただく価値は益々有ると自負しております。4ストロークの素晴らしい音を是非ともお聞きになりお買い求めいただきたいと願っております。
エンジン探し・・・
520Zの開発が冷めやまぬ2004年6月うっとうしい梅雨の時期に突然話は持ち上がりました。事の始まりは、“もっと低価格”を求めろ!の一声でエンジン探しが始り。ホンダ/ヤマハ/カワサキ/ロビン/マキタ/海外製品・・・・と各方面に片っ端からアポイントを取りに・・・結局・・・全部断られた!!!
そんな中、富士重工グループの富士ロビン株式会社様が一度520Zを見てみたいと電話が鳴りました。ご来社頂き色々と試作車やら520Zなどを見て頂き、かなりの好感触でお帰りなったことを記憶しております。
驚きの・・・・・
それから数ヶ月後に富士ロビンさんからとても嬉しい二ユースが飛び込んでまいりました。
4ストロークエンジン有りますよ!!
いゃー、これにはスタッフ一同驚きました。世の中にこんな小さな汎用ガソリン4ストロークエンジンが有るなんて・・・・早速、サンプルを頂き520Zに搭載してテスト
と行きたいところでしたが!そう簡単に搭載できませんよね。まずはエンジンマウントの試作からですね、これが又相当厄介な代物で寸法を出すまでに、あーでも無い、こーでも無いとエンジンの高さを気にしつつドライサンプオイルの状態を確認して・・・・・・なんだかんだで数ヶ月を必要としました。
感激の・・・・・・
さて、いよいよ OHV4ストロークエンジンに火が入ります。プルスターターを引くこと2回、すんなりとエンジンが回転し始め2ストロークでは味わえない“音と振動”でアイドリングしているではありませんか!感激×2
スロットルをあおってみると、ボボボボボと言う聞き慣れない排気音、スタッフ全員、これだー!と歓喜したことを覚えています。走りに関しても2ストロークよりあきらかにトルク感がありコーナリングは確実4ストロークの方が速い実感がありました。更に驚いたことは、2ストロークでは感じられなかったエンジンブレーキが強力に効くのです。テストドライバーが思わずニャとしたことは忘れることが出来ません。
しかしながらエンジン搭載方法にはかなりの難問があり、4ストロークの良さは理解している物のそう簡単には・・・・・そしてとうとう英断の時が来るのです。“エンジンパーツの一部を弊社で作ろう”520Zとの互換の問題やら強度等の問題をクリヤーするのはエンジンパーツを作るしかない!と言うことになりパーツの一部であるクラッチハウジングを弊社が造り起こし富士ロビンさんに供給するというとてつもない事態に話は進んでしまったのです。
難関と喜び・・・・
さあ、また大変な作業がしっかりと残ってしまいました。現在は図面と言う代物はコンピューター無くしては考えられません、いわゆるCAD/CAMと言われる物で、弊社も無論使用しておりますが、そう甘い物では無いのです。純正部品の図面と弊社の描いた図面を重ね合わせ、更に弊社仕様に変更し追加し書き換え、その間強度のことやら、車体に搭載した事やらと・・・・更に、その先のいわゆる金型起こしまで、今考えても本当に大変な日々が続きました。
そして、いよいよその金型から、待望のクラッチハウジングが生まれる訳です。
早速、社に持ち帰りまずは、寸法の確認そしていよいよ試作板金と換装しテスト走行です。組み上げられた弊社専用の4ストロークエンジンは、今まで以上に光輝いて見えました。走行テストはもう説明する必要が無いほど完璧でした。
振動は更に減少し、OHV4ストロークエンジンの魅力を倍加させたのでした。

さらに4サイクルエンジン搭載に拍車を掛けたことは、米国カリフォルニアやハワイ州に於いて排気ガス規制の問題がクローズアップされそうな勢いで、折角開発した500シリーズの販売が出来ない・・・・そんな時代の流れもあり4サイクルに賭ける情熱は更に深まりました。

お陰様で、4ストローク搭載車524Rは相模湖ピクニックランド内で行われております、500シリーズのワンメークレースにおいて素晴らしい成績を収めております。今後は更に富士ロビン株式会社様と協力し最強の4ストロークエンジンに育てていきたい所存でございます。
現在、弊社ではこの魅力ある4ストロークエンジンを使用した製品を数点検討並びに実行中です。どうぞ皆様この小さなガソリン4ストロークエンジン搭載車にご期待下さい。
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